Kの所感

管理人ケンヤの色々なことに関する所感を綴っていくブログです

「ひろゆきvsゆたぼんパパ」の記事を見て思ったこと

ちょっとTwitterでやりとりがあったのは見たのですが、それがニュース記事にまとめられていました。

ひろゆき氏VSゆたぼんパパ 「子供に罪はない」ネット上ではひろゆき氏に軍配か〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

 

「ゆたぼん」が中学校に行かないことが明らかになった事を受け、ひろゆき氏が教育は重要で受けさせない親は問題だ、的な発言をしたところに、ゆたぼんの父(以下ゆたぼんパパ)が反論してきた、という流れです。

 

まあこの言い合い事態は基本的にどうでも良いのですが、ちょっと「ああ、そうだよな」と思った事があったのでそれについて書こうと思います。 

言い合いの内容

言い合いの細かい内容は上記記事を読んでいただくとして、話の筋だけを抜き出すとこういった言い合いとなっていました。

ひろゆき1:教育の義務を放棄している親には罰則が必要だと思う。

ゆたパパ1:学校には行かせてなくとも、教育は受けさせている。

ひろゆき2:一般の義務教育と同様のレベルの教育なのですか?

ゆたパパ2: 動画を見ればわかります

ひろゆき3:勉強している動画では、答えになっていません。一般と同様のレベルかを聞いているので。

ゆたぱぱ3:赤の他人に答える必要はない

ざっくりと言えば上記のような言い合いでした。

結局ひろゆき氏の必要十分な教育を受けさせているのかという問いに対しては、一度は答えようとしたものの満足な答えを用意できなかったのか無回答を選んでいますね。

まあそもそも最後の結論である「赤の他人に〜」というのならばもっと前段階で述べておくべきで、教育の内容を聞かれた途端にその理屈を持ち出しては、客観的に満足と言える教育はうけさせてはいない、と言っている様なものだと感じてはしまいます。

 

 

まあそこらへんの真偽はどちらでも良いのでここでこれ以上どうこうは言いませんが。

言い合いの対決?については、あえて勝敗をつけるとしたらひろゆき氏の圧勝であり、ゆたぼんパパは捨て台詞を残して逃げ出した、という形だなと思っています。

義務教育のレベル

この言い合いを見ていて思ったのが「義務教育ってやっぱりレベル高いよな」でした。

と言いますか、昔どこかで同様に「子供を学校に通わせない」という話があったのを思い出したのです。

それが現実にあった話なのか、創作物の中のことだったのかは、すいませんが覚えていません。

ただそこでの理由は「より高度な教育を受けさせるため」であり、資産家が優秀な教師を私有地に招いて英才教育を施していたと記憶しています。

 

で、ふと「じゃあ実際に義務教育もしくはそれ以上の教育を自分で受けさせようと思ったら可能か?」と考えてみました。

すると「非常にハードルが高いなぁ」と思わざるをえませんでした。

勿論、義務教育は受けさせないと言いつつ、義務教育用に作成された教科書や参考書を流用するのは許してもらうとして、学校に通うのと同等以上の時間ないしはお金を使えるのかと考えたら、いわゆる資産家でなければ無理じゃないかな、と。

普通に仕事をして家庭を支える事を考えたら、子供の教育にそんなに時間は使っていられません。当たり前ですが教師を雇うなんてセレブなことは最初から論外です。

 

そりゃ教科書やらを与えて放置して自習させ、要所要所だけ自分で関わるというような、費やす時間を大幅に減らすのならば可能かもしれません。

ですがそれだと子供にかかる負担が大きすぎる気がしますし、教育を満足に与えることにはならないのではない気がするな、と。

 

それを考えると、学校というシステムはよくできているのではないかなと思いました。

勿論色々問題はあるのでしょうが、それこそ通信教育を使ってのクリアも視野に含めれば、義務教育と同様の教育を自前で用意するのと比較すればもっとも一般的で現実的に思えます。

一般化は難しい

まあ中立で書こうと思ってはいましたが、個人的にはひろゆき氏の意見に賛成だと思ってしまっているため、公平な書き方にはならなかったかもしれません。

 

ただ一応書いておきますが、「ゆたぼん」については、彼自身については教育を受ける受けさせる意味合いにおいては、問題ないと思っています。

というのももしこれで「頭が悪い」みたいな事になったら「やっぱりホームスクーリングと言いつつまともな教育を受けあせてもらえなかったんだ」的な話になってしまいますし、それは全力で回避したいでしょう。

また、僕は興味がなくてみていないのですがゆたぼんはYoutubeでチャンネルを持っており、登録者は十数万のようです。これはこういった状態が初めてであるというケースだという興味を含めての数字であるため、いわゆる先行者利益的に得ている数字でもあり、これが収入につながっているならば、お金の問題もある程度はクリアできそうだなと思うからです。

なので彼は特殊ケースとして、とりあえず教育という意味では問題が表面化しないほうに倒れるのではないかな、と。

まあ「学校に通わなくて、社会性が、友達が」みたいな話もありますが、そこらへんは例え学校に通っていてもそれこそいじめだとか色々ありますので、そこは結構個人差が出てくると思うので、比較としては出せないのでは、と思ってます。

 

ただどちらにしろ特殊けーすなので一般化として語ることはできないので、そもそも最初のひろゆき氏の発言にあった「教育の機会を捨てさせるのを是とする考えを広めるのは社会的によくない」というのは、本当にそうだろうなと思いました。