私は時折知人にタイトルにあるように「お酒を飲むのは何故ですか?」という問いかけをしていました。
別に「健康に悪いのになんで?」とかではありません。
「美味しいから飲む」のか「酔うために飲む」のかどちらですか?という問いです。
今まで聞いてきた人の中ではおよそ数人の例外を除いてほぼ全員が「酔うため」との答えでした。
まあ勿論私の知り合いの範囲であり、とても狭く限られいる範囲内ですので、胸を張って威張れるデータではありません。
しかし「センベロ」という言葉があったり、アルコール度数の高いストロングゼロなどが持て囃されているのを見ると、世間一般的にはやっぱりそっちのほうなのかなーと思ってしまいます。
ちなみに私自身は圧倒的に「美味しいから飲む」派です。
勿論酔うことによりハイになり楽しくなるのは良いのですが、その後に待っている二日酔い、まではいかなくとも頭痛とかが発生すると嫌だな、と思うので。
「この頭痛とかが起きなくなる代わりに、酔わなくなるけど良いですか?」と問われればトレードオフとも思わずに飛びつく事になるのでは。
、、、ただ、これは別にアルコールOFFのお酒が良いという意味ではないです。だってアルコールOFFのお酒が対等レベルだとはとても言えないと思うからです。
飲んではいないのですが、もしかしたらビールとかでアルコールOFFでも美味しいのとかはあるのかもしれません。
でもそれは「普通のビールと比べて」の話であり、美味しいビールと本当に肩を並べているかと言われるとちょっと信じられないです。
美味しい日本酒、美味しいワイン、美味しいウィスキーと比べて遜色ないアルコールOFFのそれらがあるとも思えません。
もし本当にそんなものがあるのなら、是非飲み比べしたいですね。。あ、勿論値段は常識の範囲で。よくわかりませんが、1000万円かければ2000円のものと同じ味があじわえるとか言われてもいみがないので。
なので「二日酔いになったら絶対に酒を飲まないと思うのになぁ」と思いつつ、お酒を飲んだりしています。
どっちが偉いとか高尚とかいう話ではありません。
同じお酒であるのに、飲む目的が両極端であり、それでいて成立しているのだなというのが妙に不思議だなと思ったりしたわけで。
今まで聞いた「酔うため」派の人は、「酔わないなら飲んでもいみない」というか「味なんてどうでもいい」みたいな事を言う方までいました。が、それでも美味しい酒は美味しいと分かるもので。
まあ、「味」も「酔い」も、酒の魅力として不可分なのかもしれませんね。