Kの所感

管理人ケンヤの色々なことに関する所感を綴っていくブログです

自分の範囲外のことをいうと愚かになるよね

昨日、「自分の知らないところに嘴を突っ込んだ文章」になってしまったという反省の記事を書いたのですが、今日まさしくそれに似通った記事を見かけました。

togetter.com

 

「真っ当なスタンスだと思われていた人が、話題によってズレた事をなぜか言い勝ちだ」というTwitterでの呟きに基づいてまとめられていたものです。

これについての私の意見はまさしく昨日書いたことそのもので、「自分の範囲外の事について語っているから」だと思います。

 

「餅は餅屋」なんて諺がありますが、料理については料理人、落語については落語家、野球については野球選手に聞くのが、一番最前線で聞くべき意見を持っていることは当然だと思います。

勿論、一歩引いた観点で俯瞰してものを考えるような見方も必要でしょうが、それとてその分野についての深い知識があってこそのものでしょう。

 

にもかかわらず、料理人に落語、落語家に野球、野球選手に料理について語らせたら、それは個人的なこだわりで喋ることは出来ても、所詮素人意見しか出てこないのは当然です。

もちろん「料理人から見た落語」みたいな意見は面白い観点としてあるのかもしれません。

しかしそれはあくまでも「ちょっと変わった視点があるかもしれない」というだけで、真っ当で王道な意見ではない、というのは当然認識してしかるべきですよね、普通に考えて。

 

ところが聞く方もその分野に大した知識が無いから、「あの人が言ってるなら」みたいな感覚で、王道ではない偏った意見を魔に受けてしまうパターンがあるのでは無いでしょうか。

上記のまとめの発端の方はプロレスとアイドルについてお詳しいようなので、それについて語られた時に違和感に気づいたという話のようですが、そう言ったことは当然他の分野に関しても沢山あるでしょう。

 

わかりやすいところで言えば、311に関しては放射能とか、コロナについてとか。

専門家でも無いのに適当な事を言っているえせ専門家の意見が沢山は、TVに限らず色々と蔓延っています。

そういう胡散臭い意見は聞かない方が良いというのはわかっても、結構たくさん聴こえてくるから厄介ですよね。

 

結局は「専門家からの正しい情報を得ましょう」というところに落ち着くしか無いのですが、こんなこと昔からいくらでも言われていたことで。

それでもTVのコメンテーターやらネット論客やらが、今日も歪な意見を撒き散らしているなぁと思う今日のこのごろ。

そしてそれを反面教師にして、自分はああはなるまいと戒めを持たなきゃなと思うなど。

、、、気づかない間になっているかもしれない、という恐怖がありますね。。。これも老害の一種なのかもしれませんね。