Kの所感

管理人ケンヤの色々なことに関する所感を綴っていくブログです

いわゆる「なろう」小説は結構読んでいるという話

エンタメでYoutubeを見るようになりはしましたが、でもトータルで考えると現在最もWebで時間を使っているのはYoutubeではなかったりします。

なんでかというと、結局のところ私は子供の頃から動画、つまりTV番組や映画、アニメなんかをみるよりもよっぽど本を読んで過ごしてきたからです。

とはいえ、別に高尚に意識高くビジネス本とかを読み漁っているかといえばそうでもなくて、子供の頃からエンタメ系の小説を好んで読んでいました。

江戸川乱歩だの赤川次郎だのを読んでた小学生時代ではありましたが、とりあえずそれは今回は置いておいて、では現在どのような本を読んでいるのかというと、本を読む事はめっきり減ってしまいました。

かつてはエンタメ系の小説を買ったり図書館で借りたりしながら平均で1日一冊は読んでいたのですが、今では図書館に通うこともなくなり、電子書籍を含めてもエンタメ小説を手に取る事はめっきり減りました。

 

では今は何を見ているのかといえば、最も時間を使っているのは、「小説家になろう」の小説を読むことだったりします。あ、カクヨムとか同様の目的で見ているものもありますが、ここでは「なろう」に集約して書かせていただきます。読み手としてはあまり差分を感じていないので。

 

てな訳で、今回は今回は私が所謂「なろう小説」になんで時間を使っているのか、について思ったことを書いていこうと思います。

簡単に言いますと、比較対象がラノベの場合、玉石混交であることに変わりはなく、それなら無料で手軽に読める方が良いよな、と思ったために読んでいるのだということになります。

手軽に読めるから、以外の理由はない

もう初めに結論を書いてしまいますが、結局無料で手軽に読めるから、以上の理由はないのですよね。

私の読書遍歴としては、こうなる前は結構ラノベを呼んでました。

そうなると「ラノベって結構玉石混交だよね」という当たり前のことに気づくわけで。しかもそれまでに私が読んでいた小説に比べてストーリーの面白さはもちろんのこと、文章力といった部分についてまで、かなり違いがあるのを体験してしまったわけです。

ラノベは読みやすくするためにあえてそうした文体や文章を選んでいるのだという側面は勿論あるのでしょう。

しかし全員が全員そういう意図でやっているというよりも文章力の無さを含めた実力の無さのせいでこうなっているのだなというのを察しざるを得ない作品にも何度も出会ったことをへて、私の中でそういった基準が「ストーリーを読めれば良い」という最低ライン、とまでは言いませんが、結構下がっていたのも一因なのでしょう。

 

 

「小説家になろう」は私にとってはラノベにとって変わる存在になりました。

玉石混交はどちらも同じならば、沢山を無料で試せる方がよっぽど得だ、という認識になったのです。

なのでラノベはこれまで読んでいた作品の続刊を買うだけになり、新しい作品はなろうで探すというスタイルに突入したわけです。

同じ玉石混交?

さて同じ「玉石混交」と書きましたが、冷静になってみるとラノベの方がよっぽど文章力や質が高い作品が多いのは、どう考えても認めざるをえないところです。

なにせ片やプロであり編集さんがついているのに、もう片方は素人が個人で書いているのですから、当たり前のことではあります。

勿論「なろう」でも上澄みを救ってみれば質の高いものもあるのですが、普通にランキング上位に上がってくるものであっても「これはちょっと」と思わざるをえない作品が多いのもまた確かです。

しかしそれでも「素人が書いてるんだし」という思いが許容させてしまう部分がありました。

もしこれがラノベで出ていたとしたら即続刊を買うのを止めるところだったのが、それがなろうだと我慢できてしまったわけで。

結局「無料って強いのだな」という当たり前の結論に至っているわけです。

とはいえ「なろう小説」も別に自由では無さそう

ラノベは一応出版社が出している商品ですから、売れ筋をかと意識せざるをえない分、多少自由度は下がります。

そこをいくと「なろう小説」はそういった制限から時は慣れて、多種多様な自由奔放な作品があるということになります。

、、、、理屈上は。

 

実際のところはそこまで単純ではなくて、ランキング上位に入るためには流行りの形式があり、それにうまく乗っかれるか、というのが大きかったりするようです。

例えば転生もの、俺TUEEEとかが基本だったのが、悪役令嬢ものだの、パーティ追放ものだの、色々なろうにも流行りがあるわけで。

それにうまく乗っかるとランキング上位に行けて読まれるようになる、、、というのを狙って自作自演やサクラでやったりとした手法もあるようで。

 

結局のところ自由と思いきや、そうでもないのだなと世知辛いものを感じざるをえないなという感想もあるわけで。

そうなると「面白い作品がランキング上位にくる」というのも参考情報になるわけで、結局のところは「無料で読めるのが良いところだよね」という結論に落ち着いてしまうな、というのが現状の思いだったりします。

とはいえ読みますけどね

ちょい批判的な事も書いてしましましたが、それはそれとして結局はなろう小説h読んでしまうのはやめらないだろうな、とは思っています。

質の低い作品がラノベと比較しても圧倒的に比率が高いのも事実なのですが、それでも時々ついつい続きが気になって一気に読んでしまう作品に出会ってしまうことも事実なので。

なので付き合いとしては「本当の名作」に出会うために読むというよりは、やはり無料でそれなりに作品が読める、という希望を持ちつつ作品を漁るのが楽しい、というのが「なろう小説」の楽しみ方なのかなと思う今日この頃なのでした。

 

まあひねくれた書き方はしましたが、気に入ってる作品もありますし、そうした作品に出会えるチャンスが持てるというのは、実に素晴らしい場所だなと思っていたりします。