Kの所感

管理人ケンヤの色々なことに関する所感を綴っていくブログです

Youtubeの印象

そう言えば今年(2021年)は、節分が2/3では無かったらしいですが、それを知ったのが2/4だったものですから、如何に世間の情報を仕入れていなかったかを突きつけられた感じがしました。

あまりTVを見ることもなく、ツイッターでも自分がフォローしている人のツイートをダラダラ見るだけ、エンタメとしてはYoutubeで時間を潰すことが増えたため、自分が欲しいと思った情報だけが流れてきた結果としての情報欠落だと思うと、中々にネット社会の落とし穴を感じます。

 

さてTVの代わりに動画としてYoutubeを見るようになったと書きましたが、実のところちゃんと見始めたのはまだ一年は過ぎても二年には到達していない、という状況です。

今では登録しているチャンネルもあり、ほぼ毎日楽しみに見ているYoutuberもありと、随分と自分に取ってのYoutubeの立ち位置が変わったなと思います。

 

ので今回は「Youbute」をテーマにし、なぜあまり見ていなかったのに見るようになっていったのかについて書いていこうと思います。

気に入ってるYoutuberさんだとかそう言ったことは追々ということで、まずはYoutubeとの接し方について思うところを。

簡単にいうと、あまりに素人すぎて見づらかったために敬遠していたのですが、昨今はいつのまにかクオリティが上がってきたために見るようになった、という話です。

最初にYoutubeを知った時

最初にYoutubeを知ったのがいつだったのか、については正直あまり覚えていません。

ただネットの走りはテキストで始まりつつも、回線の早さに伴って動画の方へ遷移していくだろうなとは思っていましたし、ついにそういうサービスが出始めたと知った時には「ああ、ようやく出るようになったのか」と言った感想でした。

とはいえただ動画をアップロードできるチャンネルがあったとしても、そこに面白いコンテンツがあることは保証されない訳で。

私自身が動画をアップロードするのに興味があったのならば別として、ただただ視聴者としての立場でしか考えていなかった私としては、「魅力的なコンテンツが少ないからまだ自分が見るには早いな」というのが正直なところでした。

こう書いて「何様だ」と思わないではないですが、ただの視聴者からするとそんなものではないでしょうか。

ので、基本的には放置していたのですが、たまに「面白い動画がある」的な情報を耳にしてみることはあったのですが、どれもこれも素人が撮ったものであり撮影技術が拙く、画面がやたらめたら動いたために見ているだけで気持ち悪くなってしまい、「こりゃダメだ」と思ってみるのをやめる、というのを数度やった気がします。

その頃から私にとってのYoutubeは「素人がホームビデオを取ってアップロードする場所」みたいな位置付けでしたね。ホームビデオという言い方はアレですが、つまり実写かつ素人編集でありすぎて、見るレベルにあるものはないな、という思いでした。

自分にとってのネット動画が「ニコニコ動画」に 

さてそんな 感じでYoutubeで動画をみることについては期待値を下げまくっていた私ですが、そこで日本発の動画サービスとして出てきたのがニコニコ動画でした。

最初はYoutubeからの動画に、ニコニコ動画のコメント機能をつけて流すというスタイルを取ろうとして、Youtubeのサーバに負荷をかけすぎたのかは知りませんがシャットアウトされてしまい、仕方なく自社で動画のサーバーを用意しなくてはならなくなってた、と言ったことがあったような覚えがあります。

それはさておいて、Youtubeではあまり動画を見なかった私ですが、ニコニコ動画の方は見るようになりました。

コメントだのをあまりしないROM専な私なのでニコニコ動画のシステムが気に入ったというよりも、投稿されるコンテンツが決定的な差でした。

前述の通り「Youtubeで観れるのはは素人が揺れるカメラ撮る実写動画」という印象を持っていた私ですが、それに対していうと「ニコニコ動画で見れるのは二次元素材をうまく使って作るエンタメコンテンツ動画」という印象を持ちました。

実際ところ、アイドルマスターも、東方も、ボーカロイドも知らなかった私ですが、それらをうまく使って作成された動画は、普通にエンタメ作品として面白いものと私の目に写りました。

まあそこの詳細は別途ニコニコ動画をテーマにした時に書くとして、Youtubeとの決定的な差は「二次元であるが故に、素人撮影技術による手振れの気持ち悪さがない」というのが結構決定的でした。もちろんそれ以外にも色々理由はあるのですが、Youtubeと比較してみると、そうした上がる動画の性質の違いが結構大きかったと思います。

まあそうこうするうちにニコニコ動画も大きくなっていき、生主やら生放送やら気づけば超会議といった大イベントを開催したりと、だんだんと私の好みから外れていったので見なくなっていきました。

で、その頃に思い出したように目を向けたのがYoutubeでした。

レベルが上がっていたYoutube動画

前述の通り、ほぼYoutubeには目を向けずにいた私でしたが、久しぶりにYoutubeに目を向けて驚きました。動画のクオリティが滅茶苦茶上がっていたのです。

もちろんHIKAKINさんが「僕の仕事はYoutube」という本だったかを書いていたりは知っていましたし、結構大きなお金が動いているらしいというのはうっすらと知ってはいました。

が、全然観ていなかったのですが、久しぶりに観てみてあまりのレベルの違いにびっくりしました。

前までが「素人撮影技術のホームビデオ」だったのが、「素人演出の個人エンタメチャンネル」にまでレベルが上がっていたのです。あえて「素人」の文字は残しましたが、やっぱり比較する先がTVになるので、TVとの比較をすれば素人レベルだと感じさせてしまうものはあると思います。

カメラが良いものになったのか、ちゃんと三脚なりを使って固定することを覚えたのか、そういった技術がどんな風に広まっていったのか。そういった事は私にはわかりません。

しかし、手振れで気持ち悪くなっていたはずの動画が、ちゃんとしたエンタメチャンネルになっていました。

これにはちょっと驚きましたし、「なるほどこういうのが分かっていたからYoutuberとして頑張っていた人達がいたんだな、努力の結晶なんだな」と思いました。

気づけば映画やアニメとかが公式チャネルで流れることもあったりと、なんというか「素人の場所」だったのが「公式な場所」にいつのまにかなっていたんだなぁと、謎の目線で思ったりもしました。

とはいえ自分にあった面白いチャンネルがあるかは別の問題なわけで、そこから色々みるようになって現在にいたる、ということになります。

これからのYoutube?

私はYoutubeについては本当に詳しくないというか、Youtuberという存在を少しずつ知ろうとしているレベルなので、大きな事はいえません。

しかしカジサックさんを皮切りに、TVで活躍していた芸能人がYoutubeに入り込んできてうまいこと人気をはくす、ということが起こっており、それはこれからもしばらく続くだろうなと思っています。

先行者利益を取り尽くしてもうこれ以上やることがない、という場所ではなく、まだまだやりようによっては新しい人気者が生まれるだけのポテンシャルがいくらでもありそうだな、と思うからです。

 

まあ「じゃあお前はなんで今更Youtubeでなくブログなんだよ」と思わないではないですが、結局アウトプットする側としては、テキストで行う事はともかく、動画でやることに魅力を感じていないのが正直なところなんですよね。

ブログを始めてまもないですが、まだまだテキストでのアウトプットの方が性に合っているなと思うわけであります。