Kの所感

管理人ケンヤの色々なことに関する所感を綴っていくブログです

お茶をかけたお茶漬けは、店で見たことないな

私にとって「お茶漬け」といえば、永谷園のお茶漬けの元をご飯に振りかけたところにお湯を注ぐ、というのが最初の記憶だった気がします。

が、ふとご飯に水をかけたものを「水漬け」、お湯をかけたものを「湯漬け」というのだと呼ぶのだと知って以来、「そりゃそうだ。お茶をかけるから茶漬けってなるべきだ」と子供心に思ってものでした。

なのでたまに家では、ご飯にお茶をかけて食べるってのはやっていました。

 

しかしよく考えると、外食でお茶漬けを食べたことがないなと気付きまして。

何かで出汁をとったスープをかける「スープ漬け」とでも言うべきものでしたらいくらでも見たことあります。こういうのは出汁茶漬けというのだそうで、これはこれで美味しいのでそれは良いのです。

しかし本当の意味での「お茶漬け」って出しているところはなくて、出汁茶漬け一色な気がします。

 

これは一品料理としては出汁茶漬けにせざるをえないとかあるんですかね。インパクト的に。

もしくはお茶漬けだとお茶の良し悪しが直結してしまうから、ちゃんとした美味しいお茶っ葉を用意しているところじゃないと、まともに客に出せないのですかね。

、、、その論に従うと、私が言っていた店のランクを貶めてしまうことになってしまいますね、、、。

 

鯛の刺身を乗せて、そこに鯛の骨からとった出汁をかける鯛茶漬け、みたいなものには華やかなインパクトがある気がしますが、美味しいお茶で作りましたといって出てくるお茶漬けがあったとしても「渋いなあ」という評価になってしまい、昨今は受けないのでしょうかね。。。