PayPayに関するこんなまとめがありました。
これについてちょっとだけ。
記事ではPayPayの利用料がこれまでは無料だったのに、10月からは有料になるので、撤退する店が多いのではないか、と書かれていました。
これを読んで私は店側ではなく利用者視点ですが「手を出さなくてよかったな」と思いました。
といいますか、PayPayに限らず所謂QRコード決済系のサービスって、どれも元々日本にあったSUICAなどのタッチサービスと比べれば、何歩も遅れているように見えて、手を出す気にはなれなかったのですよね。
カードは指定の場所をタッチするだけで事足ります。
しかしQRコード決済ではスマホにQRコードを表示した上で読み取ってもらうという工程となります。
正直、使用ステップが増えて不便になっています。
唯一の利点は「使える店が多い」ということでした。
利用料が無料だったからなのか、熱烈な営業を受けたからなのか、他の電子マネーは使えないのにPayPayだけは使えるという店が結構ありました。
繰り返しマスが、この利用できる店舗が多いというだけが、SUICAなどのサービスと比べての唯一の長所でした。
しかしそのキャンペーンのブーストが終わるという話なのです。
正直実際の使い勝手としては何歩も譲ると思っているので、このままQRコード決済系には衰退していってほしいなと思っていたりします。
勿論、導入のしやすさといった面で優れている面もあるのでしょう。でもそれは店側の理屈であり、使用者側からすれば関係がないことです。
なので、使用できる店舗が減る、ないしは増えていかないという話であるならば、使う意味もなくなるな、と。
それよりかはPayPayが出てくるもっと前からあった、SUICAなどのカードを使える場所をどんどんとこれまで以上に増やし、むしろ使えない場所が無いようなレベルにまでなってくれれば、環境の進歩としては素晴らしいな、と思っています。