Kの所感

管理人ケンヤの色々なことに関する所感を綴っていくブログです

人間の食事をエサとは言いたくないな

現在食事はできるだけ自炊にしていて、ただし休日は地域にお金を落とす意味もあり外食にしています。

まあ日本人は世界に比べて食べることが好きなようで世界各国の美味しいものが集まってくる何ていう人もいますが、まあ私も昔から多くは食べれませんが、食事は楽しみではあります。

 

ですが、ある時知人に「これからエサ買ってくるわー」と言われたことがありました。

どうやら自分の昼食をコンビニで買ってくるという意味だったらしいのですが、これを意外にも不快感を持って受け取ってしまった訳です。

語源とかは知りませんが、エサというのはやはりペットだったり釣り餌だったりと、人間ではない存在が口にするものを指すときに使われる言葉です。

それをナチュラルに自分の食事を表現する言葉として用いていたことがちょっと衝撃でした。

 

例えば何かしらの嘲る表現として用いるというのならばわかります。

「こんなのはエサだ」とか「エサでも食ってろ」みたいな表現を使い、惨めさを演出させる言葉としてです。

が、私が思わず「食事じゃないのか」と言っても彼は「だってエサじゃん」と平然と答えていました。

 

で、どうして私が衝撃を受けてその知人が平然としていたのかですが、これはもう食事に関してもスタンスが違いすぎるのだな、という解釈しかできませんでした。

「エサ」という言葉の忌避感、と言うとペットなどに出す際にも戸惑うようにきこえますがそうではなく、言ってしまえば言葉の適用対象に対する忌避感でしょうか。

自分が食事に対して期待を何も持っていないと、そんな言葉を使えてしまうんだなぁと呆然としたのを覚えています。

 

まあ「エサ」という言葉に対する認識の違いがあったのかもしれませんが、色々な人がいるもんだなぁと思ってしまった一幕でした。